その中で最も重要なのは、家族の中に犬の皮毛アレルギーや喘息の持病を持つ人がいないかどうかです。

アレルギーや喘息は犬を飼い始めるとよほどの管理をしないと、徐々に悪化する場合が多く、結局、人にとっても犬にとっても悲しい結果になることがあります。
犬を飼うからには最後まで家族として面倒をみなければなりません。
最初に家族に該当者ががいないかどうかチェックしましょう。
犬の皮毛アレルギーは犬の抜け毛やフケが体につくと皮膚が赤くはれ上がったり、かゆくなったりします。
犬と触れ合うことが少ない人は飼う前に、犬を飼っているご家庭を訪問させてもらったり、ペットショップやトリミングなどのスペースに行ってみるなどして、気になる症状が出ないかどうかチェックしてみること、気になるようならアレルギー科を受診されることをお勧めします。
また、喘息の持病の有る方はかかりつけのお医者様と相談されると良いと思います。
アメリカでは"Dog first"という言葉があります。
”カップルは子どもを持つ前に犬を飼いなさい、”
という意味です。
生まれる前から犬を飼っていると子どもにアレルギーが出にくい、犬のしつけが出来てから赤ちゃんの世話が出来る、犬が子どもにとって良いパートナーになれる、という利点を謳った言葉なのです。
実際、アメリカで行った統計では、犬を二頭以上飼っている家庭ではアレルギーを持つ子どもの出る確率が非常に低くなるという報告があります。
しかし、日本では同じ条件でもアレルギー体質の子どもの出る例が数多くあります。
気候のせいか、人種のせいか、未だ良くわかってはいませんが、日本においてはアメリカの統計の通りではないということは確かなようです。
家族が皮毛アレルギーや喘息の場合は、犬や猫よりも熱帯魚やカメなどの毛の無いペットにするのが良いと思います。
アレルギーの度合いによっては犬も可能な場合もあります。
毎日の掃除、洗濯をこまめにすることや、プードルやマルチーズなどの毛のおちない犬種を選ぶことも大切です。
犬を飼う前にチェックしておかなければならないことがあります。
その中で最も重要なのは、家族の中に犬の皮毛アレルギーや喘息の持病を持つ人がいないかどうかです。
私の知人宅では、室内でシェルティー(シェットランドシープドッグ)を飼っており、その家の子供が犬のアレルギーで、小学生の頃はさわると真っ赤になっていましたが、高校生くらいになって犬と共存できるようになってきたそうです。
自宅での工夫として面白かったのは、
どうしても犬といっしょにという場合は毛の抜ける犬種で毎日のお掃除は大変ですから、
スポンサーサイト