いちばん多いのが、外でしかしてくれない。
長時間のお留守番がきつくなりますよね。
トイレしたいのかなぁ~っと、外に連れて行ったら、お散歩行きたかっただけだったりして。。。
先ず、順を追って、2~3ヶ月で母犬から離れ、新しい飼い主さんに引き取られた幼犬の場合。
一般的には、ペットショップから購入後、お家でのトイレのしつけです。
⇒成犬の場合はもう少し根気が要ります。(後のブログにしますねっ)
<トイレトレーニングの心構え>
子犬の一日は人間の10日分ほどに匹敵します。
トイレの失敗は1回でも、10日間続けて失敗していることに匹敵すると考えてください。
極力失敗させないことがトイレトレーニング成功の近道です。
子犬が来て、ふれあいたい、抱っこしたい、かわいがってあげたい。
かわいい子犬の時期だもの、気持ちはわかります。
が、家族でルールを守り、その後の10年以上の犬との生活が楽に楽しくなるように、トイレトレーニングは是非成功させてください。
<必要なもの>
①ケージ
(出来ればサークルではなく、天井もあるもの。 大きさはペットシーツとクレート、水のみ、食事トレーが入る大きさ)
②クレート
(成犬になった時の大きさを想定して、オスワリしたときに頭がつかえない大きさ。 クレートの中で犬が方向転換できる大きさ)

③ペットシーツ
(犬の大きさにもよりますが、小型犬ではレギュラーのペットシーツが入る大きさ。 大型犬ではワイド。)
④水のみトレー
⑤食事トレー
先ず、子犬がおうちに来る前に、家族でルールを確認してください。
<トイレトレーニングのルール>
①子犬はケージの中で寝起き、排泄、食事をさせるようにする。
②ケージの外に出すタイミングは、ケージ内でおしっこ、うんちをした後にする。
③ケージの外に出す時間は最初は30分づつにし、またケージの中にもどす。
④お散歩もケージの中でうんち、おしっこをしてから行く。
<トイレの場所以外で粗相してしまった時のルール>
①決して叱らない。
②粗相をしてしまった時は臭いの残らないように片付ける。
③粗相の片付けの姿を子犬には見せない。
トイレトレーニングのルール、粗相の後始末の方法にはそれぞれ、犬の習性に基づいた理由があります。
~子犬のトイレトレーニングでケージを使う理由~
母犬に守られている環境から、ケージに慣れていること。
子犬の時期は体が小さいため、外で排泄することは自分の居場所を知らせることにもつながり、ある程度の大きさにならないと外で排泄しません。
この本能を利用し、ケージの中で、ペットシーツの上で排泄することをほめてやります。
ほめてやることとケージの外でかわいがってやることを同時にすることで、ペットシーツの上で排泄することが正しいと認識させていきます。
~粗相を決して叱ってはいけない理由~
時々ペットシーツのパッケージに、「ペットシーツ以外のところで粗相をしたら、叱りましょう~」
なんて書いてあります。
それは一番やってはいけないこと!
子犬はどこでしらたいいかわからなくなります。
そのうち、外でしたら、叱られないので、外でするものと勘違いしてしまい、お家の中ではしなくなります。
トイレトレーニングには叱りは必要ありません。
是非、トイレトレーニング成功させてください。
次回、続きも書きますね。
子どもが夏休みで、なかなか時間がとれない毎日。。。
いつも読んでくれている皆様、そして、トイレトレーニングでは、普段の数倍のアクセスを頂いております。
なかなか更新できず、申し訳ありません。
ゆっくりですが、できるだけわかりやすく書きますので、また、ご訪問よろしくお願いします。


にほんブログ村