
よくある飼い主さんのお悩みについて、今回はケーススタディーします。

犬種:ダックスフント
性別:雌
年齢:1歳 室内飼い
元の性格:やや怖がり
飼い主さんから見た問題行動:
①お散歩中の吠える
②お散歩中に飼い主さんを引っ張る
③お友達のワンちゃんにふいに噛み付く
④散歩中の拾い食い
吠えについて:
シッポをふりながら吠えるので、喜んでいるのかと相手のワンちゃんに近づくと、軽く攻撃してしまう。

飼い主さんの対応:
攻撃してしまった時はリードを引っ張り、呼び寄せ、叱る。
ワン子を飼ったら、ワン友をつくって、楽しいお散歩をしたい!ですよねっ。
子犬のうちから、ワン子同士、遊んだりする環境があれば、ワン子もお互い警戒したりすることも少ないです。
しかし、ペットショップの個室で長く居た子や、飼い主さんの事情で外に出ない時期があった子はお散歩で警戒してしまう癖がついてしまってうまく遊ぶことが出来ません。
ワン子のもともとの性格も影響します。
そういう場合は、背伸びせず、先ずは
お散歩で他のワンちゃんと問題無くすれ違うことを目標
にしてください。
今回は長くなりますので、段階を追って、ご説明しますね。
<第一段階! >
先ず飼い主さん自身が、自分のワン子にとって魅力的であること。
どうするか?
というと、
それは、おいしいものです。

お散歩にちょっとおやつをもって行きましょう。
お勧めは、ぽろぽろこぼれないもの、ワン子が一口でごっくん出来るもの、ごはんであげているドッグフードとは違うお散歩だけの特別なものを用意してください。
そして、ワン子が引っ張る方向に飼い主がついていくのではなく、
飼い主が引っ張ってワン子をついてこさせるように歩きます。
基本は
①ワン子が少しでも引っ張って歩き出したら、飼い主は反対方向にリードでチョンチョン「こっちへ行くよ」と合図を出し、ついてこさせます。
②ついてきたら、タイミングよく「いい子!!


③また引っ張りだしたら、チョンチョン「こっちへ行くよ」と反対方向へ歩きだし、ワン子がついてきたら、すかさず褒める+おやつを一個あげます。
この歩き方をしばらく続けると、目的地にいけなくなるのもしばしばですので、時間に余裕のあるお散歩にするのがお勧め
この歩き方をお散歩の時に根気よくやってみます。
これで、第一段階をクリア。
ワン子は合図でついていくと、おいしいものがもらえると覚えていきます。
お散歩中、魅力的な飼い主さんの出来上がりです!
先ずはこの歩き方を1週間ほどやってみてください。
次回、第二段階に進みますね。

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