ワンちゃんがお家に来て当日、
今までとは違う環境の変化で、キュンキュンと
夜鳴きをするケースがよくあります。
飼い主さんがかわいそうに、と抱っこしたり、様子を見たり、
クレートやケージから出したりすると、子犬は次の日も抱っこ
してくれるものだと勘違いしてしまいます。
体の小さな子犬のうちはキュンキュンもご近所に聞こえないくらい
のかわいいものですが、成犬になると声も大きくなり、ご近所迷惑
にもなってきます。
最初の日から取り組みましょう。
犬のしつけを専門とするトレーナーさんによってやり方は違うと思
いますが、子犬が来る第一日目からトレーナーさんを選定して取り
組むお宅も数少ないと思いますので、やり方とコツをかきますので、
参考にしてください。

①夜のトイレを済ませ、
クレートに入れ、寝かせます。
②犬が寝ている部屋の電気は消し、家族も他の部屋で寝るか、静かにします。
③家族のうち一人、犬にわからないように、クレートのそばで、
枝の長い棒を持って息を潜めて待機します。 このとき、人間がそばにいると
気づかれないようにすることがポイントです。
そのためには、クレートの中から人間が居る側を見られないように、クレート
に毛布をかけたり、ついたてなどをしたり、目隠しをしてください。
③眠る前にキュンキュンが始まったら、タイミングよく犬の居るクレートの上を
棒で“バン”とたたき、音をたてます。
びっくりして止まります。またキュンキュンが始まったら同様に音をたてます。
コツは犬に人間の仕業とわからないように、タイミングよくしっかりと音をたてる
ということ。
犬にしてみれば、キュンキュンいうと、なんだかわからないけど、クレートから
大きな音がするという感じ。
④一週間は覚悟して暗い部屋の中で待機してください。
こっそりワインでも飲みながら~、いかがでしょう~
クレートについては、はなままの
バックナンバーのクレートのページをご参照ください。